こんばんは!ビー玉です。
突然ですが、フランクルの「夜と霧」という本を知っていますか?
ナチス時代、強制収容所に入れられたユダヤ人精神科医が、冷静な目で人を観察し、記録した本です。
当たり前のように人の尊厳が奪われ、無感情に命が失われてゆく・・
そんな極限の環境下でも希望を捨てずに生き残できたのは、一体どんな人だったのか?
実は、屈強に見える人ほど弱い・・・生き残るのは繊細な人だった、というのが印象に残っている本です。
繊細な人は宗教だったり空想だったり、現実世界から一時的に逃げ込める世界がある・・・人間は、逃避できる世界を持っている方が強いんだそうです。ちょっと意外ですよね(´-`*)
収容所の存在を否定する本ではなく、希望とは何か・・・極限状態において人の善悪を決定するのは何か・・・そんな哲学的な本です。
ふぅ・・・・・・世界的にも超?名著を挙げてみましたが、「夜と霧」をオススするわけではありません( ̄▽ ̄;)
かなり目から鱗の素晴らしい本ですので、興味を持たれた方が手に取っても期待を裏切られることはないであろう、オススメの本ではあるのですが・・・ 少々重い題材なので、おっちょこブログには不向きかなぁ・・
エンジェルウォーズ
今回、私がオススメしたいのは、映画です。しかも・・・マニアックです( ̄▽ ̄;)
見る人めっちゃ選びます。
だけど、映像も音楽も抜群にカッコイイし、深読みし放題の内容も楽しすぎ♪何度見ても新しい発見があって飽きません。(サントラ買いましたw)
好きな映画を15本選べと言われたら、13本目くらいに入る映画です?(*´?`*)?
※上位7位くらいまでは、すべて「岩井俊二」監督作品が占めるので、実質5位くらいかなw
公開当初の世間的な評価は、手放しに肯定的な内容ではなかったみたいだけど、人の評価ってアテにならないっ!!私の脳内ライブラリーは私の世界なので、私が面白ければすべてよし!
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内容を簡単に要約すると・・・美少女達がコスプレでアクション三昧です!以上( ̄▽ ̄;)
いや?大好きな作品ではあるものの、ちょっとジャンルがマニアック過ぎて、「これをススメたら私のキャラってどう思われるんだろう」っていう・・どうでもいい恐怖と戦いながらの紹介です。
苦手そうな人は華麗にスルーして、見なかったことにしてくださいm(_ _)m
あらすじは、遺産相続のトラブルに巻き込まれ、義理の父に家族を殺された主人公のベイビードールが、無実の罪を着せられて、精神病院に送られます。病院での記憶を奪われるロボトミー手術を回避して、自由を手にするために戦う・・・というお話。武器を手に戦う世界は、ベイビードールの想像の中です。
想像の世界で戦うことで、病院を脱出するためのアイテムが手に入るのですが・・それは果たして現実なのか、夢なのか・・妄想に次ぐ妄想・・・
もうね・・・深読みしようと思ったらいくらでもできるんですよ・・
精神病棟も何もかもが妄想で、ロボトミー手術は義父の性的虐待による調教とも取れるし、病院を売春宿に見立てた妄想の方が本当は現実かもね!とか・・・だけど、この映画を楽しむにあたって、このような深読みは得てして必要ないと思います。
もう監督のヲタク趣味満載な映像を素直に楽しむのが正解です。
敵は巨大なサムライだったり、火を吐くドラゴンだったり、列車だったり・・・もう何でもありです( ̄▽ ̄;)
ミニスカのセーラー服を着た少女が日本刀片手にガンアクション・・・
↑これに反応する人は観てOK?( ・?・)? ?? グッ !? 世間の酷評に躊躇していたらもったいないっ!!
え?フランクリンの「夜と霧」? まぁ極限状態の人を救うのは「空想世界」に逃げ込むこと・・ってことで!! ベイビードールを救ったのは、空想力だったのかもね・・・と、無理やりw
本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。また明日(たぶん)(^.^)/~~~
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