何度も手に取ってしまう魔性の本「ユージニア」

2018/01/02

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こんばんは!ビー玉です。

少々バタバタしております・・・ちょっと時間がないので、昔読んだ本を紹介して茶を濁します( ̄▽ ̄;)

昔読んだ・・というのは語弊がありますね。昔から何度も読んでいる、というのが正しいです。

ユージニア (角川文庫) 恩田陸

6-7年前に出会って以来、時々ふと読みたくなり、さらっと読み飛ばすつもりで本棚から出すのに、ガッツリと1週間ぐらい睨み合うことになってしまう魔性の本。

 

ユージニアの真相は?

 

その内容はと言えば・・

ある夏、町の名家で起こった大量毒殺事件。
犯人は遺書を残して自殺し、いわゆる「被疑者死亡のまま書類送検」となり解決済み。

その事件から年月を経て、関係者へのインタビューを通して真相を再構築してゆくというお話。

人間の記憶力はあやふやなもので、時の経過を伴って曖昧になり、食い違っていく証言(と私は思っている)・・

どの証言を信じるかによって、真犯人や動機などがガラリと姿を変えます。

本書によって、はっきりと真相が書かれることはなく、もどかしい思いをする羽目になるのは確かなんですが、もうちょっとで真相に辿り着きそう・・・という「もうちょっと」が絶妙なのです。

どれだけの人が、この「もうちょっと」の手に落ちていったかと思うと、空恐ろしいです(;´∀`) web上にも個人の特設ページが多数存在します!!

もうね・・深読みし放題!!何度読んでも真相がコロコロ変わるって・・こんなに長く楽しめる本は珍しい!どうでしょう?モヤモヤ必須ではありますが、勇気を出して「ユージニア」の世界に飛び込んでみませんか?

そして、真相に辿り着いた人は是非とも私に教えていただきたいっ(≧▽≦)
私はといえば、もう10回ぐらいは読んでるのに、読むたびに真相が変わってしまいます(-ω-;)ウーン

 

装丁がスゴイ!!

あと、現在書店で手に入る「ユージニア」は文庫本しかないんですが・・実はハードカバーの装丁が恐ろしく凝っててオススメなんです!!

表紙は、裏面に印刷された町の写真がうっすら透けるように作られています。見えそうで見えない、本書の内容を暗示しているかのようです。

プロローグも大きさの違う紙が重なり合うように綴じられていたり・・

微妙なので、画像では分かりにくいかもしれませんが、本書の活字は不安感を誘うように、ほんの少し斜めに印刷されています。

段落がガタガタなのも心の平穏を乱します(私もたまにやっちゃいますがw)。

本を読み馴れている人ほど、文字酔いして不安な気持ちになってしまうという独特の装丁。

私は、ここまで凝った装丁を他に見たことがありません。

デザインしたのは、インパクトのある装丁を得意とするブックデザイナーの祖父江慎氏です。

祖父江氏は、彼がデザイン(装丁)した本を集めた展覧会が開催されるほどの人気ブックデザイナーなので、ご存知の方も多いと思います。彼のデザインした本は書店で平積みされていると非常に目立つので、思わず手に取って・・「あっ、やっぱり祖父江さんかぁ・・」って思うことが多々あるんですよね。

残念ながら、このハードカバーは既に廃刊になっていて、一般の書店で手に取ることはできませんが、古本屋さんなどで見つけた時は、意識的に覗いて不安感を体験してみてください。

とはいえ、外で読むにはやっぱり単行本が便利なので、そちらも買っちゃってますが・・・・そんな感じで、けっこうハードカバーと文庫のどちらも持っている本・・たくさんあります(;´д`) それらはもれなく好きな本です。

電子書籍を読む機会も増えちゃってますが、やっぱり紙の本は素敵です。

 

本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また明日(たぶん)(^.^)/~~~

 

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