こんばんは!ビー玉です。
いきなりですが、昔から遊郭モノが好きです( ̄▽ ̄;)
まだ10代だったと思うんですが・・多感な時期に五社英雄監督の映画「吉原炎上」の壮絶な映像美に魅入られてしまったのが大きく影響しているのだと思われます。
これは映画史の残る映画だから・・と、映画好きの母に観せられたんですが、これをまだ10代の子どもに勧める母のセンスには驚きます。※いい意味でも悪い意味でも( ̄▽ ̄;)
当時の私には、艶っぽい描写も刺激的でしたが、とにかく着物が綺麗で・・・完全に影響されて、働き出してから着物の着付けなんぞを習ったりもしてたんでですが、動機が不純すぎて2年くらいで破門されました・・・
花魁衣装なんて着付けじゃなくてコスプレですからね(;´∀`)
最近観たものでは・・・・安達祐実ちゃんの大胆な濡れ場で話題になった「花宵道中」がよかったですよ♪
期待せずに観たんですが、安達祐実ちゃんが思いのほか色っぽくて・・あの「同情するなら金をくれっ」な?んて言って親世代の涙を誘っていた幼いあの子も、すかっり大人の女性です。(((uдu*)ゥンゥン
そして、もう過去の遺物だと思われがちな遊郭ではありますが、姿形こそ変化しているものの、現代にも存在します。
江戸時代の遊郭の雰囲気を残した、大阪に現存する色街「飛田新地」
大阪最大のタブーとされるこの街を女性ライターが12年の歳月を費やして書きあげた、渾身のルポタージュです。
飛田新地については、前にも少し書きました。興味のある方はどうぞ↓
正直、消化不良気味の読後感は否めませんが、おそらく取材したうちの半分も文章にできなかったのではないかと思います。
なにぶん秘め事の多い街なのですよ(((uдu*)ゥンゥン
?
そんなもどかしさが行間や後書きからも滲み出ていて、読んでいる間中背筋がヒンヤリしっぱなしでした。
関西にお住まいの方は、「飛田」の名前ぐらいは知ってるけど、詳しくは知らない・・(知っていてもよく知らないと言うw)という人がほどんどだと思います。私の想像を遥かに超えた世界でした!本物のブラックレトロは存在します!!
この街の雰囲気にのめり込んでしまって、しばらく抜け出せなくなり・・この本を読んだ後、ここでお金を落とすことのできない私(一応、女なんでw)が物見遊山で行くような場所ではないと思いつつも、何度か足を踏み入れてしまいました。
それはもう本当に不思議な場所で・・・
飛田新地に行くには、2つのルートがありまして・・その1つは地下鉄堺筋線【動物園前駅】で下車して、大阪のスラムと呼ばれるあいりん地区付近を通るルートです。
ハッキリ言って、ちょっと道を外れると怖いです。私は歩いているだけで大声で怒鳴られたり、親切なおっちゃんに「危ないから早よ帰り?、カメラとかは出したらアカンよ」と声をかけられたことがあります。だけど、こちらかのルートから飛田新地に入った場合は、それほど違和感なく色街に溶け込めます。この辺は、歩道をリビングとして使っている人がいるので、邪魔しないようにご注意くださいね( ;∀;)
駅からまっすぐに進み、目印の「飛田新地料飲組合」の看板が見えたら90°左に方向転換します。躊躇したら負けです。思い切って回れ左です!そうすれば、あなたの目に映っているそこはもう異世界w
もう一つのルートは、地下鉄谷町線、御堂筋線やJR環状線【天王寺駅】で下車するルート。
こちらは再開発が進み、あべのハルカスなどの近代的な高層ビルが並ぶ一角。ファミリー向けの、何の変哲もない、ファミリー向けマンションのすぐ横に、異世界への階段があるんです。嘆きの壁と言われる壁を階段で下りると、それはもう突然にタイムスリップしたような色街「飛田」が現れます。
もうね、違和感が半端なく、知らずに階段を降りた人は、間違いなくパニックに陥ると思います・・・それほど異様な光景が広がっていますからっ!!
ちなみに、↓こちらが飛田への入り口。
飛田新地の雰囲気を味わいたい方は、
Youtubeなどの動画サイトで「飛田新地」と検索すると
命知らずの投稿者の方々が街並みの動画をアップされています。
(大変キケンなので、街の写真や動画の撮影は絶対にしないでください!!)
わかりやすい飛田新地を紹介する動画を貼っておきます。興味のある方はどうぞ(; ・`д・´)
ちょっとディープな話になってしまいましたね。すいませ?ん( ̄▽ ̄;) 忘れているかもしれませんが・・本の紹介でした!!
本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。 また明日(たぶん)(^.^)/~~~
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