こんばんは!ビー玉です。
私は昔、ミュージカル映画が苦手でした。
なぜ死にかけているのに歌うの?(体力温存しようよ)
なぜ愛を歌で表現しないといけないのか(真剣みが感じられないし)??
なぜ怒っているのに歌うの???(反省できないやん?)
リアリストの私は、頭の中が「なぜ?」でいっぱいになって、集中できなかったから・・
でも・・ある日突然、好きになりまして・・・今では映画と音楽を同時に楽しめてお得や?ん?って感じになってます。
「なぜ?」よりも「お得」に惹かれるのは・・・大人の階段をひとつ上がったってことでしょうか? ←年齢は充分に大人ですw
昨日は祭日で仕事が休みだったので、友人へのプレゼント作りつつ(年末から作り続けてるんだけど、なかなか進まず・・)Amazonビデオで映画を観てました。
もう何度も観ている作品なので、“ながら見” でも歌を口ずさみ(いや、熱唱w)しながら楽しめます♪
名作「レ・ミゼラブル」(2012年)
知っている人は多いであろう、超有名作品。原作は、ヴィクトル・ユゴーの同名小説。
お恥ずかしながら、私の予備知識は子どもの頃に読んだ絵本とアニメだけで、原作は読んでおりません。小説の日本語タイトルは、「ああ、無情」・・・最近は「レ・ミゼラブル」で通じるので、あまり「ああ、無情」は聞かなくなりましたが、自分ではどうにもならない悲しみや葛藤を上手く表現した秀逸なタイトルだったのになぁ・・なんて、残念に思ったりしております(((uдu*)ゥンゥン
子どもの頃、絵本の「ああ、無情」を読み、主人公のジャン・バルジャンやコゼットに感情移入して、普通に感動してましたけどね・・・
大人になると、なぜか気になり始める脇役の皆さま・・・
そんな脇役にスポットを当てるのが、このブログらしい個性かなと思っております。
今回は、主人公の敵役である、ジャベール警部にドップリ感情移入しながら観ていきましょう!
以下、ネタバレになりますので、ご注意くださいませ!!
先入観なしに観たい人は、スルーしてください・・・
以下、大いにネタバレですよ????(?`0´?)?
↓ここからネタバレで?す?( ? )?
さて、始めましょうか・・・私のスペックは、原作未読!映画以外の知識は子ども用の絵本のみ!
いつものように妄想多めです。執拗なまでに主人公のジャン・バルジャンを追い続ける、ジャベール警部の目線で「レ・ミゼラブル」を語ります。
?
えっと・・・いろいろ間違ってたらごめんなさいっっ!!
ちなみにミュージカル歴も浅いので、専門的な見解からの善し悪しも分かりません。
「法」を絶対とし、犯罪を犯してしまったジャン・バルジャンを執拗に追い続けるジャベール。
「法の番人として、犯罪者を決して許さない」と、頑なまでの信念を高らかに歌い上げる彼の立つ場所は・・・
なんと屋上のヘリ・・・
少しでも軸がブレると転落してしまいそうなギリギリの場所・・・どれほど彼の心が張り詰め、危うい状態なのかが暗示されます。
後半になると彼の信念は、ことごとく打ち崩され、憎むべき犯罪者であるジャン・バルジャンを認めて逃すことになるんですけどね・・・
これで彼の心が解放されると良いなぁと淡い期待を抱いていたら・・・
なんと!自殺してしまうんですよ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
彼の立ち位置は、思った以上に危うかったのです。
おそらく、過去にいろいろあって(ほのめかすセリフあり)、ジャン・バルジャン以上に孤独な彼は、犯罪者に対しての「憎しみ」だけを原動力に生きてきたのだと思います。
?
唯一の拠り所である「信念」を失って、立っていられなくなってしまったのでしょう・・・
?
ううっ切ないなぁ( ノД`)シクシク…
もしかしたら、犯罪者の逃亡を幇助(ほうじょ)した、という法を犯した自分を自ら罰したのかしれません。
そうなると最後の最後に信念を貫いたことにはなるけれど、救われない・・・
どっちにしても切ないなぁ・・まさに、「ああ、無情」です。
彼の死の真相を知りたくなって、初めて映画館で映画を見たときに、ハンカチを握りしめながら「原作を読もう」って思ったんですが・・・
あれから6年も経つのかぁ・・・・いまだに読んでない_| ̄|○1
本日は以上です。
私はAmazonプライム会員なんですが、年会費3900円(月325円)で配送料は無料だし、Amazonビデオも見放題、Amazonミュージックも聴き放題・・・他にも特典もりだくさん・・
お得すぎると感じている今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また明日(たぶん)(^.^)/~~~
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